Hawaii/The High Llamas/1996

Posted by tamo2 on 2009/02/03 under CD | Be the First to Comment このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをFC2ブックマークに追加このエントリをNifty Clipに追加このエントリをPOOKMARK. Airlinesに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをChoixに追加このエントリをnewsingに追加

結局29曲聞き終わって、このジャケットを眺めていてもハワイの青い海や、フラを踊る少女の情景なんかは浮かんでこなかった。ペダルギター(ゥワ〜ンっていう、いかにもハワイってギター)も無い。逆に、どこにハワイはあるのか、西海岸でサーフボードを抱えて見失ったビーチボーイズ達が浮かんだのかもしれない。

でも得てして幸福な音楽との出会いとは、こんなもんであり、恋愛と似ている。なんてことは誰かが絶対に言ったり、書いたりしているだろうから僕は言わない。

ひとまず聴いてもらって、話はそれからですね。

どうでした?

僕は初めて聴いたときになんと形容すればいいのか、よくわかんなくて持てあました記憶があります。ロックでもなければ、ポップスでもない。AORやジャズでもカントリーでもブルースでもない。というか、いまあげた全部のジャンルが混ざっているような、そんな感じです。
でも聞き込むほどに引き込まれるようにこのアルバムが好きになりました。
 柔らかな生楽器と、丁寧な電子処理が非常に心地よくて、しかもいいヘッドフォンを使うと(僕はaudio-technica-((ATH-A500))のOpen-Airな1万程度を愛用してます)さらに解像度良く音が作り込まれていることを実感できます。このような非常に科学的に音楽を聴く体験はこの作品に出会うまではあまり意識せずに過ごしてきたので、これはある意味音楽体験の僕にとっては大きな転換でした。

曲リスト
1. Cuckoo Casino
2. Sparkle Up
3. Literature Is Fluff
4. Nomads
5. Snapshot Pioneer
6. Ill-Fitting Suits
7. Recent Orienteering
8. Hot Revivalist
9. Phoney Racehorse
10. Dressing up the Old Dakota
11. D.C. 8
12. Doo-Wop Property
13. Theatreland
14. Friendly Pioneer
15. Cuckoo’s Out
16. Peppy
17. There’s Nobody Home
18. Hokey Curator
19. Campers in Control
20. Double Drift
21. Island People
22. Incidentally N.E.O.
23. Tides
24. Nomad Strings
25. Pilgrims
26. Rustic Vespa
27. Folly Time
28. Hawaiian Smile
29. Instrumental Suits

曲は29曲ありますが、途切れることなく最初から最後まで続きます。なので、iPodにいれてシャッフルさせてはいけません。そして一度Playしたら高確率で最後の曲が鳴り終わるまで聞き続けてしまう、希少な1枚であります。いつか高いオーディオセット(100万くらいするやつ)で鳴らして見たいなあって野望があるのは妻には秘密です。

UNICORN/2009

Posted by tamo2 on 2009/01/31 under CD | Be the First to Comment このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをFC2ブックマークに追加このエントリをNifty Clipに追加このエントリをPOOKMARK. Airlinesに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをChoixに追加このエントリをnewsingに追加

今年、UNICORNがどういうわけか再結成され昨日Mステに出演も果たした。
うーん。この世界経済情勢と関連するのかわからんが、レコード会社も下手なバンドを育てるよりもある程度の購買が見込まれる昔のバンドの再結成を促進している気がしますね(ジュンスカとか、リンドバーグとか)

でも1ファンとしては、新曲が聴けるので喜ばしいことではあるんですが。

結成が86年で、解散が93年とリアルタイムで聴いていた世代は確実に世代は30代。やっているほうも40代。いやはや時代を感じる。最近の20代前半だと奥田民生は知っていてもユニコーンはしらない人も多いだろうなぁ。

ユニコーンを初めて聴いたのはたぶん小学校の頃で、「大迷惑」だったかな。爆風スランプとかもはやっていたので、同じ感じのバンド=”コミック寄りの変わりバンド”って認識だったと思うけど、中学に入ってでたTHE VERY BEST OF UNICORNでその実力を実感する訳です。

特にバンドとして曲のカラーは決まっていないけど(たぶんわざと変えている)、一聴すると「UNICORN」って認識できるオリジナリティはさすがかなと。世間ではよく言われているのかもしれないけど、個人的には日本のビートルズだと思っている。
メンバーは楽器のオールマイティだし、だれでもボーカルがとれるし。ふざけた曲もリリースできるし、かといってまじめな曲もあったり逆に実験的な曲もあるし。あと活動期間が短いとか、解散後もそれぞれ活躍とかいろいろあるし、フォロワーは多いけど、たぶんこんなバンドはもう出てこないだろうな、ってところもビートルズと同じだな。

それにしても「すばらしい日々」は名曲だな。(イントロのE->Amが好き)
昨日のMステの映像らしい。消えてたらすいません。

HIFANA/Channel H/2005

Posted by tamo2 on 2009/01/30 under CD | 4 Comments to Read このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをFC2ブックマークに追加このエントリをNifty Clipに追加このエントリをPOOKMARK. Airlinesに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをChoixに追加このエントリをnewsingに追加

今日は、毛色をちこっと変えてHIFANAを紹介。
つうか、有名だから紹介するまでもないかとも思いますが。

HIFANAの楽しみ方は2つあって、純粋な録音されたものの鑑賞と、もう一つがライブもしくはライブ映像を見ること。下の動画をみてもらうと少しわかるかな。

普通は、ドラムマシーンやサンプラーなどはシーケンサーもしくはその役割をもったPC or Macなどに接続して、ライブなどでは基本的に決められた音を再生するのがおおいんだけど(普通はそういうのを打ち込みというと思う。)。
HIFANAはそこは手でボタンを押しちゃう。たたいちゃう。踊っちゃう。
そのたたき方もクールで気持ちよくて、見ていてほんと楽しそう。そのダイナミズムは本当に新鮮で、鱗フロム眼でした。

ただCDなどの作品では逆に緻密に計算している風で、演出が細かい。
ビデオも秀逸で、実はHIFANAにはまったのは、「WAMONO」っていうこのビデオのせいでもある。どっか外国の映像の賞なんかもとっているみたいですよ。

でこのビデオを見て、すぐにTowerにむかった。久々にブレイクビーツでグッときたので、よろこんでDVD付きをゲットしました。

CDはCHANNEL Hというように、なんかTVプログラム風。音の雰囲気は、全体的に三味線(ほんとうは’しゃんせん’かな)とかヨナヌキ音階とかで沖縄風。ちなみにHIFANAは沖縄方言に由来しているようですが、メンバーの出身が沖縄かどうかは未確認というかどうでもいいです。


1.CHANNEL PUSH BREAKIN’  
2.WAMONO 〜和モノ〜  
3.Mr.BEER feat.三宅洋平from犬式 & KURTIS FLY  
4.SEE’EM  
5.TANGLANG 〜短ラン〜  
6.NOW THINKING  
7.NAMPOOH feat.KEYCO  
8.NOW PLAYING feat.U-zhaan & KEISUKE MUTO  
9.RYUKYU LONG BOARD  
10.AKERO feat.TWIGY  
11.RAGGACHIN’H'feat.PRO.CHINNEN
12.WAIYANDUB feat.TUCKER  
13.WWW.HIFANA.COM  
14.PEETEEJAY  
15.ASALATO  

あとはDVD盤のライブやらスタジオライブやら、最後の公園でのアサラトっていう紐のついた丸いマラカスのような楽器の演奏風景が無駄に和んでいい。すげーリズム感があるのがわかって、感服したよ、もう。

Spiral Move TELEGENIC2/Spiral Life/1994

Posted by tamo2 on 2009/01/29 under CD | Be the First to Comment このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをFC2ブックマークに追加このエントリをNifty Clipに追加このエントリをPOOKMARK. Airlinesに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをChoixに追加このエントリをnewsingに追加

さてさて。
前回に引き続き、90年代の話。
Spiral lifeという、知っている人は知っているバンドで、当然当時の僕の周りでこのバンドを知っている人はいなかった。

車谷浩司と石田小吉のユニットで、さらに車谷浩司ってのは僕が小学校か、中学校のころにはやったホコ天バンドのBAKUのメンバーだったりもする。けどそれはだいぶあとになって知ったので、この時な何でこのアルバムを買ったのか、よく思い出せない(・∀・)。
うーん。なんで買ったんだろうねえ。
でも買って大正解で、この後のいわゆる「ブリッドポップ(笑)」とか、そっちの流れに僕が向かっていくのを決定づけたものだと思います。

このアルバムも相当聴きこんで(というか、昔はお金が無いので1枚かったら、それを聴きっぱなし。)1年以上はマイローテションに組み込まれていたはず。

曲リスト
1. テレビジョンのテーマ
2. ピープル
3. 空に鳥がいなくなった日
4. ロコモーティヴ
5. フォトグラフ
6. 光の彼方に
7. ハローマイフレンド
8. ブルーラバーボール
9. ミス・オア・フィジックス?
10. コーヒーカップで泳ぐ少年
11. あの娘と地球
12. ホェアー・ユー・フロム?ホェアー・ユー・ゴーイング?

個人的におすすめは、#3と#8,#10で、特に#10は、今聴いても結構ぞくぞくきます。(ジャケ写真をクリックしたリンク先のAmazonで視聴もできるので、是非)
いずれもUKテストが強く(ギターがリッケンバッカーとかが多いからかな?)、そしてたぶんどれも元ネタがあるのかもしれないけど、流れるようなメロディーラインと、丁寧なアレンジで飽きない。#12はその後の車谷のAIR活動の前章のような、シューゲイザー的なアレンジも垣間見えて結構深いアルバムです。

これも15年前のものとは思えない名盤だと思います。

BLIND MELON/Blind melon/1992

Posted by tamo2 on 2009/01/28 under CD | Be the First to Comment このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをFC2ブックマークに追加このエントリをNifty Clipに追加このエントリをPOOKMARK. Airlinesに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをChoixに追加このエントリをnewsingに追加

はじめて買った洋楽のアルバムは、中学2年のときにBlind melonの「BLIND MELON」。

7曲目の「no rain」の上のジャケ写の女の子が飛び踊っているビデオがミュートマワールド(たぶん神奈川出身ならわかるはずw)で流れているのをたまたま見かけて、なんともいえない牧歌的な曲がすごく気になった。
それから近所の、駅前の本当の町の小さなCD屋に、そこに塾の帰りに寄ったら無いと思って探したら、売っていたので、即購入。そのころは外資系レコード屋が存在していたのかわかんないけど、そもそもそんな知識も無く、チャゲアスを買う感覚で。日本のドメスティックなCDアルバムより安く2500円程度だったのも、気軽に購入できた動機かなあ。
 ちなみに日本のCDで初めて買ったのは、Zooのシングルだけど、たぶんそれの次に買ったのがこれという、我ながらそうとうなハイジャンプですね。

この曲を含め、このアルバムを聴いてFenderのストラトキャスターがふんだんに使われており、その後購入するギター選びに相当影響を与えてくれた。
もともとこのバンドはガンズ・アンド・ローゼスのアクセル・ローズによって見いだされたバンドで、そういうバックもさることながら、やっぱりツインのギターソロの掛け合いは聴いていて気持ちよい。音も抜けがよく、良くも悪くもアメリカの広大な乾いた質感が伝わってきて、行ったこともないのに何故か懐かしくもなったりもした。

その後何枚かCDを出すけど、セールス的にはぱっとせず、でも玄人評価は高い、なんとも悲劇のバンド活動を続け、しかも95年にはボーカルのシャノンがオーバードーズで死亡してしまって、一時活動休止をしてしまった。
(ちなみに僕は1stのこのアルバムしか持っていない)
どうもWikiによると2006年よりバンド活動を再開しているようですね。

でも、このアルバムは本当におすすめで、今聴いてもやっぱり聴き応えがるCDだと思います。
では。

宇宙 日本 世田谷/fishmans/1997

Posted by tamo2 on 2009/01/21 under CD | Be the First to Comment このエントリをはてなブックマークに追加このエントリをdel.icio.usに追加このエントリをLivedoor Clipに追加このエントリをYahoo!ブックマークに追加このエントリをFC2ブックマークに追加このエントリをNifty Clipに追加このエントリをPOOKMARK. Airlinesに追加このエントリをBuzzurl(バザール)に追加このエントリをChoixに追加このエントリをnewsingに追加

1997年に発売された、FISHMANSの最後のオリジナルアルバムのタイトルは、「宇宙 日本 世田谷」だった。”君は正しい、僕も正しい”と書いたシールがついていた。

これを購入したのは正に、横浜の超弱小個人塾延長型大学予備校にふらふら通っていたときで、まあなんというか「ど真ん中」だった。”君は正しい、僕も正しい”という文言もそうだし、音もそうだった。

音は12年経過した今聴いても「古くない」とかいう懐古的な言葉でいうのもばからしいくらいに、第4のメンバーZAKと一緒に前作の「空中キャンプ」で見つけた独自スタイルを更に磨き上げたある種の頂上的作品。
BPMは全体的に80とかその周辺で、いわゆる歩く速度が中心でゆったり。ジャンル的にはダブとかレゲエ、そういうものにカテゴライズされるんだろうけど、ラスタな感じは0。だからたぶんもうFISHMANSとか、そういうジャンルなんだろうって。
聞こえてくる音の数はすごく少ない。でも空間系のエフェクト処理で丁寧に処理が施されているので、スカスカな感じはない。そしてその音の粒のふわふわ漂う中に、タイトなスネアが鳴る感じが心地よい。もう何回このアルバムを睡眠導入音としたのか。

このアルバムとFISHMANSを知ったのは洋盤紹介雑誌のRockin’onでの、たぶん鹿野淳の8行ほどのレビューで「これは発明だ」みたいなことが書いてあったのを見て興味がわいて買った。

歌詞も恋だの、愛だの、がんばれだの、いわゆる元気恋愛青春最高!の要素は限りなく薄く、身の回りにある空気を詩っているような、ゆるくて、ふわっとしたそんな歌詞ばかり。季節感はないけれど、春先の昼間のような、ものすごく熱い夏の夜の2時過ぎとかそういうものがイメージされます。

僕はこれを聴いて、本当によく聴いてたぶん1年で300回くらいは聴いて、いつも持ち歩いていたCDケースにはいつもこれが入っていた。

曲リスト
1. ポッカポッカ
2. ウェザー・リポート
3. うしろ姿
4. イン・ザ・フライト
5. マジック・ラヴ
6. バックビートにのっかって
7. ウォーキング・イン・ザ・リズム
8. デイドリーム

FISHMANSは次の年に画期的なライブ盤の「8月の現状」をリリースした。ここでは詳しく書かないけど、これも本当に良かった。
たぶんFISHMANSがもうどこまでも乗っていた時期であったので、次回のオリジナルアルバムをファンもたぶん本人達も期待している矢先の春先に、ボーカルの佐藤伸治が心不全で急逝した。

永遠に「宇宙 日本 世田谷」は最後のオリジナルアルバムになってしまった。

でもこのアルバムをなるべくみんなに聴いてもらいたい。そしてたぶん気に入った人は、一生聴き続けることができるアルバムになると思います。